新宿外科医院
昭和37年開院の新宿外科医院を平成5年に継承し、スタートしました。外科とはいえ町医者。患者さんからは多くの科の一次診療を求められます。患者さんも当院で全てが解決できるわけではないけれど、最適な選択をしてくれるだろうと思って来院してくれるのです。ですから日々多くの科の勉強会に参加し知識のリフレッシュに努めています。しかし自分の守備範囲を越えれば病院ー診療所連携を活用して病院診療をお願いし、その時には病院に適切な紹介が出来るように心がけています。
当院の爪切り外来について・・・在宅療養が増え高齢者の身体ケアが手厚くなるにつれ、爪の異常に気付くことが多くなったようです。療養介護者では切れないほどの肥厚爪や変形陥入爪の患者さんが多く、爪切り外来に受診されます。病院からの依頼も多くなっています。ワイヤリングで陥入爪の治療もしますが、殆どの方は局所麻酔での爪切りと肉芽掻爬で除菌+変形の原因治療 で良好な結果が出ています。その上で靴の選択と正しい履き方の指導をすると再発が予防できます。現在爪切り外来は一般外来と混合です。この変形爪につきものの爪白癬と皮膚白癬を検鏡診断して薬物治療や物理的治療を行っています。爪を切りながらちょっとした改善をお知らせしたり薬の塗り方や内服の期間を指導して、途中でやめてしまいがちな水虫の治療の継続につなげています。
新宿外科医院
院長 齋藤 文平