帝京大学ちば総合医療センター
帝京大学ちば総合医療センターは、1986年に帝京大学医学部附属市原病院として千葉県市原市姉崎に開院しました。当センターのある市原市は、千葉県のほぼ中央に位置し、市の南北で異なった特色を持っています。市の北部は、京葉工業地域の一部として、様々な企業の工場がコンビナート群を形成しておりますが、一方で南部は、水と緑豊かな渓谷や里山の風景が広がっており、県内外から多くの観光客で賑わっています。当センター外科は、上部消化管2名、下部消化管3名、肝胆膵4名、乳腺1名の計10名の各専門・指導医により構成され、開腹手術、胸・腹腔鏡手術あるいはロボット支援下手術の様々な術式による外科診療を行っています。また、大学附属病院としての教育・研究機関の一面も兼ね備えているため、学生・若手医師の教育や研究にも重点を置いており、当科の後期研修医の先生方には、各臓器における症例の術者経験だけではなく、その貴重な経験を生かした学会ならびに論文報告まで行えるよう幅広く指導をしております。なお、当センターは6年後に、ちはら台キャンパスへの移転が予定されておりますが、移転による影響がないように、より良い外科診療を地域の皆様に提供していきたいと考えております。末筆ではございますが、諸先生方におかれましては、引き続きご指導ならびにご助力のほどよろしくお願いいたします。
帝京大学ちば総合医療センター 外科
医局長 森 幹人