帝京大学ちば総合医療センター
帝京大学ちば総合医療センターは、1986年に帝京大学医学部附属市原病院として開院し、今年で37年目を迎えております。当センター外科は、上部消化管2名、下部消化管3名、肝胆膵4名、乳腺1名、後期研修医1名の計11名の医師により各領域の診療を行っています。手術においては、開腹ならびに腹腔鏡の標準術式を行うだけではなく、各領域の臨床試験にも応じた高難度手術にも対応しております。ロボット支援下手術につきましては、今後の導入に向け、現在準備中です。また、消化器疾患の内視鏡診断・治療についても、消化器内科の先生方のご支援を賜りながら、数多くの症例を経験しています。また、当センターは、大学附属病院としての教育・研究機関の一面も兼ね備えているため、学生・若手医師の教育や研究にも重点を置いています。例えば、若い外科の先生方にとっては、虫垂炎・鼠経ヘルニア・胆嚢結石等の良性疾患から胃癌・大腸癌等の悪性疾患に至るまで様々な症例の術者を経験する事が可能であり、さらに研究面では、各領域の指導医の下、日常診療から良質の臨床研究に結び付くような学会活動ならびに論文作成を行う環境も整っております。これからも、地域住民の皆様へより良い外科診療を提供できるよう努めて参りますので、諸先生方におかれましては、今後ともご指導ならびにご助力のほどよろしくお願いいたします。
帝京大学ちば総合医療センター 外科
医局長 森 幹人