国際医療福祉大学成田病院は開院3年目をむかえ、主任教授の板野　理（平4年卒）以下、スタッフ10名が、肝胆膵、上部消化管、下部消化管の3グループに分かれ、各グループが協力しながら診療にあたっています。当科では、腹腔鏡手術をはじめとする低侵襲治療、進行がんに対する集学的治療・拡大手術、がんゲノム研究を柱とし、地域の皆様に高水準の医療を提供することと、世界に向けて質の高いエビデンスを発信することを目標としています。また、全ての救急搬送の患者様を受け入れることをモットーに、地域医療に貢献できるようスタッフ一丸となって取り組んでいます。手術件数は増加傾向で、2022年は全身麻酔手術が554例でした。特に力を入れている低侵襲手術については鏡視下手術が356例で、そのうち肝臓、膵臓、大腸手術に導入しているロボット支援下手術は70例に施行しました。

今後も県内の先生方とも連携しながら、皆様に信頼いただける診療科をめざしてスタッフ一同、日々邁進してまいります。今後ともご指導のほどどうぞ宜しくお願いします。

国際医療福祉大学成田病院　消化器外科
星本 相淳