千葉県がんセンター
2020年10月26日開院の新病院で、4科で診療しています。
【食道・胃腸外科】加野将之部長、鍋谷圭宏副病院長ほか9名で、消化管悪性疾患の外科治療を中心に診療しています。鏡視下・ロボット支援下手術を導入し、薬物療法との併用や臨床試験など高度医療を適切に提供すべく、常に内科・放射線科・病理などとの合議の上で治療方針を決定しています。周術期の栄養療法にも注力しています。
【肝胆膵外科】賀川真吾部長、加藤厚病院長の下、肝胆膵領域の悪性腫瘍を中心に外科治療を行うとともに、サルコーマセンターの一員として後腹膜腫瘍や肉腫の摘出術を行っています。各科・各部門と連携して、キャンサーボードで診断や手術の適応を含む治療方針を判断し、安全で高度な医療の提供を心がけています。
【呼吸器外科】岩田剛和部長以下6名の体制で、肺癌、縦隔腫瘍、胸膜・胸壁腫瘍、転移性肺腫瘍などの外科治療を担っています。スタッフは全員千葉大学呼吸器病態外科学教室出身です。2019年からは肺悪性腫瘍、縦隔腫瘍に対するロボット支援下胸腔鏡手術も導入しています。
【乳腺外科】中村力也部長の下、乳腺センターを開設し、腫瘍・血液内科、形成外科、遺伝子診療科と連携して総合的・集学的な乳癌治療(乳房再建、遺伝子パネル検査など)を行い、多くの治験・臨床試験に参加しています。術後は、30以上の連携医療施設に地域連携クリティカルパスを使用した定期検査をお願いしています。
千葉県がんセンター 外科
副病院長(食道・胃腸外科) 鍋谷 圭宏