千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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施設紹介Facility

千葉ろうさい病院

千葉ろうさい病院は、京葉工業地帯で働く方々に対する勤労者医療を充実させることを目的に、昭和40年2月に市原市に開設されました。開院当時は病床数300床、10診療科でのスタートでしたが、その後増床がすすめられ、平成27年6月に現在の新病院が竣工し、病床数400床、診療科数29科を持つ総合病院として新たに診療を開始しました。その後も機能拡張は進行中であり、S-ICU6床、HCU12床を新規に開設し急性期機能の向上を図るとともに、本年(令和4年度)10月よりは緩和ケア病棟33床を新設し地域がん診療連携拠点病院としての機能をさらに充実する予定です。外科は、消化器外科12名、乳腺外科3名、呼吸器外科5名の3科で、乳腺外科が独立して診療に当たっている点が特徴といえると思います。残念ながら循環器外科、小児外科がなく外科専門医制度において基幹病院にはなれませんが、千葉大学、東京医科歯科大学、君津中央病院の連携施設として外科研修にも積極的に取り組んでいます。当院では、以前より鏡視下手術を積極的に導入しておりましたが、一昨年度よりロボット支援手術も導入し手術数も順調に増えてきています。緊急手術件数も年間400件を超えており、今年度より急性期体制充実加算を取得いたしました、これは外科スタッフの救急対応の成果であると考えております。今後も地域医療支援病院として地域医療に貢献していきたいと考えております。千葉県外科医会の場を利用しご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

千葉ろうさい病院
外科 副院長 草塩 公彦