千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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施設紹介Facility

国保直営総合病院君津中央病院 小児外科

当院の医局紹介は3回目になり、このたびはマイナーではありますが小児外科をご紹介させていただきます。零和元年に創立81年目を迎えた当院ですが、小児外科が開設されたのは1977年(昭和52年)と沿革に記載されており、日本小児外科学会が1964年発足し55周年を迎えた比較的歴史の浅い診療科であることを考えると地域小児外科としては画期的に早い時期に創設されたといえます。病院企業団の運営4市(木更津、君津、富津、袖ケ浦)を中心に千葉市以南の内房地区全域の患児を対象として現在は2名の常勤医で診療しています。千葉市を除いた房総半島においては千葉大学小児外科の教育関連施設である当院が唯一の学会認定施設となっており、外科専門医取得・研修の際の小児症例の経験について院内で協力しています。また地域の基幹病院として県指定の地域周産期母子医療センターの位置づけでNICU9床、GCU32床が運営されており、低出生体重児が増えている現状から県計画での明文化はないものの新生児・低出生体重児の外科治療ができることは周産期医療の実施上必須条件であり当科の存在意義でもあると思われます。周産期医療や小児医療はそもそも不採算部門ですが、ある意味では社会インフラでもあり少子化進行により運営は厳しい状況とはいえ、安全に配慮しつつ可能な限り低侵襲手術を導入し地域医療に貢献できることを目指して精進していきたいと存じます。今後ともご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

国保直営総合病院君津中央病院
小児外科 科長 四本 克己