千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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施設紹介Facility

いすみ医療センター

いすみ医療センターは いすみ鉄道国吉駅下車すぐの地に 昭和24年に国保国吉病院として開設され、2009年に新病院が建設されました。現在は15診療科、144床(うち療養型病床48床、地域包括病床22床、感染病床4床)です。これに加えて訪問看護ステーションと、隣接する介護老人保健施設 (シルバーハピネス)のスタッフと協力して、夷隅地区(いすみ市、大多喜町、御宿町)周辺の医療を担っています。しかし残念なことに、高齢過疎地における医師・看護師不足は当地でも深刻で、当初20名近くいた常勤医は減り続け、今年は常勤医10名です。現在 東邦大学、千葉大学から医師の派遣を受けながら、病院スタッフ一丸となって地域医療を支えています。

外科のスタッフは、私と千葉大学臓器制御外科学からの出張医、そして前副院長の大森先生(現シルバーハピネス施設長)の3名です。消化器疾患全般と一般外科症例の診断治療を行っています。また褥瘡に対しても、外科がデブリドメントやNPWT(持続陰圧療法)などを行っています。手術は千葉大学麻酔科教授 磯野先生に麻酔をかけていただいて、積極的に行っています。内視鏡治療(ERCP EMRなど)は千葉大学消化器内科から内視鏡専門医を派遣していただいています。乳腺外科は、千葉労災病院の藤森先生に診療していただいています。この場を借りて皆様に深く御礼を申し上げます。

今後もこの地域の医療の質を維持すべく、努力研鑽していく所存です。

いすみ医療センター
外科副院長 高橋 均