千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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施設紹介Facility

大網白里市立国保大網病院

当院は昭和27年12月、組合立国保直診施設山武郡南病院として開設されました。平成8年5月、新築移転し、大網白里町立国保大網病院へ名称変更し開院しました。平成25年1月、市制施行に伴い、大網白里市立国保大網病院に名称変更しました。現在、一般病床79床、地域包括ケア病床20床の計99床で運営しています。大網白里市は人口約5万人、西は千葉市緑区と接し、東は太平洋に面する東西に長い地勢であります。当院の外科は院長、副院長をはじめ外科スタッフ6名で運営され、うち1名は千葉大学臓器制御外科より後期研修医が派遣されています。年間手術数は大小手術をあわせ約250件であり、近年は腹腔鏡下手術に力を入れています。大腸ポリープの内視鏡下粘膜切除は当院では外科が担当しており、年間約150例施行され、増加傾向です。緊急手術症例も随時対応しておりますが、常勤外科スタッフは全員50歳以上と高齢化が進み、正直息切れしているときもあるのが現状であります。可能な限り対応し、その責務を果たしたいと思います。御多分に漏れず当院の置かれた山武医療圏は医療過疎地域でありますが、アクティビティを少しでも上げ、地域医療に貢献する所存です。

大網白里市立国保大網病院
院長 安蒜 聡