東邦大学医療センター佐倉病院
東邦大学佐倉病院外科は、総合外科体制(消化器・一般外科、呼吸器外科、乳腺甲状腺外科、心臓血管外科)であり、現在19人(消化器10人、呼吸器3人、乳腺甲状腺2人、心臓血管4人)で運営しております。
外科専門医基幹病院プログラムとして、定期合同カンファレンス(術前・術後)とローテート体制を施行しており、コンパクトながらも大外科体制の特徴を活かした研修を行っています。医局員の出身大学は東邦大学10人、他大学9人で多彩な顔ぶれです。
2020年の年間手術数は1100件以上であり、平均して1人年間50件以上の術者をしている状況です。消化器・呼吸器・乳腺外科では悪性腫瘍の診療を中心とし、消化器外科・呼吸器外科にて内視鏡外科を推進しており、約90%の症例に施行しています。また、2008年に開始した高度肥満症外科は、現在200例を超え、保険適応の袖状胃切除を中心に、重度糖尿病症例には先進医療認定を受けたsleeve bypass手術を適用して進めています。心臓血管外科では年間約80例の全領域の手術を施行しています。
今後さらに地域中核病院としての機能拡大を図り、高度医療の推進および若手外科医の修練の充実を図ってまいります。今後とも、よろしくお願いいたします。
東邦大学医療センター佐倉病院
外科部長 岡住 慎一