柏市立柏病院
当院は平成5年に開院しました。国立柏病院の廃院後に、柏市と柏市医師会が協力して当院を開設した経緯があります。当初は4科、病床数130床のスタートでしたが、令和5年8月現在は15診療科、病床数200床にまで拡充されています。当院の開設者は柏市ですが直接運営せず、指定管理者制度によって“柏市医療公社”が管理・運営を行っています。“柏市医療公社”は平成24年公益財団法人に認定され、病院としても一層の公益性が期待されている状況です。建物は国立病院時代に建てられたもので古く狭小化しており、令和10年現地での新病院完成を目指して現在設計中です。当院の医師は主に東京医科歯科大学と千葉大学の医局から派遣されており、初期臨床研修医は東京医科歯科大学プログラムで研修を行っています。外科に関しては常勤医師4名で、野坂俊壽(院長)と林政澤(外科部長)が中心となって、若手医師とともに、消化器全般、乳腺、甲状腺、気胸などの一般外科疾患に対応しています。当院では他診療科との風通しが良く、特に消化器内科とは一緒に検査や治療を行っています。近隣には国立がん研究センター東病院と慈恵医大柏病院があり、当院でできない検査(PET検査など)や治療(放射線治療や形成外科など)をスムーズに依頼できる環境にあります。
柏市立柏病院
院長(外科) 野坂 俊壽