2016。4月より新体制後4年目を迎えております。現在、病院としては病床数の拡大、放射線治療機器の導入、緩和・地域包括病棟の設立などを計画し準備中です。

現在、消化器外科スタッフは8名（後期研修医：2名）、呼吸器外科1名、乳腺外科2名（非常勤1名）、臨床研修医3-4名で手術を施行しております。当院は千葉県がん診療連携協力病院（胃・大腸・肝臓）であり、2018の外科手術症例数は1000例を超えております。消化器外科ではほとんどの症例で鏡視下手術を取り入れており、直腸癌はほぼロボット支援下での手術、10月頃から胃癌に関してもロボット支援下手術を導入予定です。胸部外科も鏡視下手術を取り入れており、乳腺外科も形成外科とともに乳房再建術を積極的に取り入れながら症例数を順調に伸ばしております。初期研修医は18名在籍しており、研修医の教育に関しても積極的に学会での発表を指導し、日本消化器外科研修医セッションでは3年で2回の優秀演題に選出されております。また、2次救急指定医療機関でもあるため、救急疾患に対する手術にも24時間無休で対応しております。夜間の緊急手術に際しても鏡視下手術を施行しております。今後も地域の先生方と協力し地域の皆様が安心して医療を提供できるように努力していく所存であります。千葉県外科医会の先生方には今後ともご指導・ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

千葉西総合病院
外科・消化器科　主任部長　緒方 賢司