千葉徳洲会病院
千葉徳洲会病院は徳洲会グループ72病院の17番目として1986年、船橋市北習志野に開設された447床の急性期病院です。24時間救急を断らないグループ理念の下、毎年、船橋市内最多の約4000件の救急車を受け入れています。
がん治療充実化を一つの柱とし、PET、SPECT含めた診断機器、IMRT可能な高精度放射線治療機器を備え、手術、がん薬物療法、放射線治療から緩和医療病棟まで一貫したがん診療体制を構築、千葉県がん診療連携協力病院に指定されています。
外科では消化器癌全般に対する手術から消化管穿孔、腸閉塞等の緊急手術まで胸腹部に関わるあらゆる手術を引き受け、がん薬物療法にも力を入れ、並存疾患、超高齢等のハイリスク症例も断らないことをモットーに取り組んでいます。
2022年度は8名体制(鶴田、峯田、北里、太田、ラマ、伊古田、村田、赤星)で683件の手術を行い、内485件を鏡視下で行っています。食道から直腸までの消化管癌の大部分は鏡視下で行い、高難度肝胆膵手術、腹腔鏡下肝切除・膵切除、手術内容の一層の充実化に取り組んでいます。2020年にはダビンチを用いた直腸切除・切断術、2021年度には鼠径ヘルニア手術、2022年度は結腸切除、2023年度は肝切除とロボット支援下手術を増やしています。
外科医師数が増えてきたとはいえ、まだまだ実力不足ですが、少しでも千葉県の医療の充実に貢献できるよう尽力します。今後とも宜しくお願い申し上げます。
千葉徳洲会病院
院長補佐 鶴田 好彦