千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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国際医療福祉大学成田病院 消化器外科

国際医療福祉大学成田病院は開院4年目をむかえ、スタッフ9名及びレジデント3名が、肝胆膵、上部消化管、下部消化管の3グループに分かれ、各グループが協力し診療にあたっています。今春より当病院外科専門研修プログラムの専攻医が新たに加わり、来年度は国際医療福祉大学医学部一期生が複数名専攻医として戻って参ります。本プログラムの特色として、①術者として早期独立を目指したマエストロ・プロジェクト、②専攻医期間中の海外研修支援(東南アジアや欧米)、③後期研修医初年度から可能な大学院入学が挙げられます。現在、当教室の将来を背負う幹部候補の専攻医を全国から大募集しています。

当科では、腹腔鏡手術をはじめとする低侵襲治療、進行がんに対する集学的治療・拡大手術、がんゲノム研究を柱とし、地域の皆様に高水準の医療を提供することと、世界に向けて質の高いエビデンスを発信することを目標としています。手術件数は増加傾向で、2023年は全身麻酔手術が642例(昨年比+88例)でした。そのうち鏡視下手術は479例で、ロボット支援下手術(da Vinci)を94例に施行しました。今夏より2台目のロボットとしてhinotoriが導入され、さらに新たな手術へ取り組む所存です。

今後も県内の先生方とも連携しながら、皆様に信頼いただける診療科をめざしてスタッフ一同、日々邁進してまいります。今後ともご指導のほどどうぞ宜しくお願いします。

国際医療福祉大学成田病院 消化器外科
大山 隆史