千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

施設紹介Facility

千葉県こども病院

千葉県こども病院は、一般医療機関では対応が困難な特殊で高度な専門的医療を必要とする小児の診断・治療を行う小児総合医療施設として昭和63101日に開設されました。現在218床で運用しています。

小児外科は現在5名のスタッフで診療を行っています。診療内容は鼠経ヘルニア、急性虫垂炎といった一般的な疾患から、食道閉鎖症、横隔膜ヘルニアなどの新生児外科疾患、胆道閉鎖症や先天性胆道拡張症といった肝胆道系疾患、神経芽腫・肝芽腫のような悪性固形腫瘍、嚢胞性肺疾患や肺分画症のような呼吸器疾患、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患など多岐にわたります。高難度手術に取り組むとともに、安全・安心・確実な手術を常に心がけています。 

当院の特色として、小児専門科(NICU/血液腫瘍/循環器/泌尿器/神経内科/内分泌など)が集結しており、各科で連携しながら総合的に診療できるという強みがあります。また、近年では、成人期に達する患者がスムーズに成人科での診療に移行できるようサポートする移行期医療(トランジション)にも積極的に取り組んでいます。

今後も小児専門病院の特性を生かしつつ、地域の皆様に安全かつ質の高い医療を提供できるよう精進していく所存ですので、ご指導・ご鞭撻の程をよろしくお願い申し上げます。

千葉県こども病院 小児外科
齋藤 江里子