千葉県外科医会Chiba Surgeons Association

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国保匝瑳市民病院%e5%9b%bd%e4%bf%9d%e5%8c%9d%e7%91%b3%e5%b8%82%e6%b0%91%e7%97%85%e9%99%a2

 国保匝瑳市民病院は、JR総武本線八日市場駅からバスで10分ほどの小高い丘の上にあります。昭和33年に八日市場市国民健康保険直営病院として一般病床20床、伝染病床20床の計40床で開院しました。その後増改築を行ない、昭和59年には157床となり、平成18年市町村合併により国保匝瑳市民病院となりました。現在は、急性期病床85床、地域包括ケア病床14床の99床となっています。

 地域包括医療、ケアの実施を目指して、平成10年には訪問看護ステーション、12年に居宅介護支援事務所、16年に介護老人保健施設を併設し、地域医療部を組織して、入院、施設、在宅と切れ目のないケアをおこなっています。

 病院建物の老朽化にともない、平成28年より建て替えについての検討がおこなわれてきました。医療従事者不足による経営状況の悪化により延期されていましたが、現在は令和10年の開院を目標に建設準備が再開されています。

 外科のスタッフは、菊地、大嶋、小笠原、小島の常勤4名と千葉大学臓器制御外科からの出張医1名で一般外科および消化器疾患の診療にあたっています。新型コロナの影響で減ってしまった手術数も徐々に増えてきています。地域の住民の方々の要望に応えられるよう、地道に診療を続けておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

国保匝瑳市民病院 院長 大嶋 博一